CRE Fundingとは、CREグループが運営しているソーシャルレンディングサービスになります。
CRE Fundingの詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
運用会社 | FUEL株式会社 |
サービス開始日 | 2020年2月 |
平均運用利回り | 2~5% |
最低投資額 | 1万円から |
取引手数料 | 無料 |
入金手数料 | 自己負担 |
出金手数料 | 自己負担 | 入金タイミング | 事前入金 |
成立ローン総額 | 2億円 |
CRE Fundingですが、第二種金融商品取引業者に登録しているソーシャルレンディングサービスとなります。
ソーシャルレンディングは、小口の資金で気軽に不動産投資できることが特徴です。
CRE Fundingでは、FUELオンラインファンドと呼ばれるプラットフォームを通じて出資が行われます。
これは貸付ファンドのFunds(ファンズ)と同じ仕組みであり、CRE Fundingはファンド事業者の1社として募集を行っています。
またFUELオンラインファンドは外部企業による審査・監視が行われているため、悪質性の高いファンド募集はされません。
安全性の高いプラットフォームを通じてファンドが運営されますので、安心して出資できることが魅力と言えるでしょう。
CRE Fundingの特徴・メリット
物流リートに投資できる
CRE Fundingで扱っている物件は物流不動産となっており、物流センターや倉庫等の物流施設になります。
EC市場の拡大により物流不動産の需要が高まっていて、オフィスや商業施設等ともに、主要アセットタイプの一つとなっています。
今後も楽天市場やAmazonといったEC市場の成長が期待されており、それに伴って商品を保管する倉庫の需要も高くなるでしょう。
CRE Fundingはその物流不動産に特化したソーシャルレンディングであることが特徴で、今後さらなる拡大が見込める市場に投資できることがメリットになります。
東証一部上場のCREグループが運営
本サービスの実質的な運営はCREグループが行っており、その株式会社シーアールイーは東証一部に上場する企業となります。
設立年月日 | 2009年12月22日 |
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資本金 | 2,195百万円 |
本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング 東棟19階 |
代表取締役社長 | 亀山 忠秀 |
事業内容 | 物流施設の賃貸、管理、開発、仲介、及び投資助言 |
免許 | 宅地建物取引業/国土交通大臣免許(2)第8124号 一級建築士事務所/東京都知事登録 第56618号 建設業/国土交通大臣 許可(特-28)第23993号 第二種金融商品取引業/関東財務局長(金商)第2614号 不動産特定共同事業/金融庁長官・国土交通大臣第97号 |
シーアールイーは物流専門のリートを運営している会社で、ロジスクエアの名称で数多くの倉庫を開発しています。
また子会社が運営しているCREロジスティクスファンド投資法人は、J-REITとして2018年に上場しています。
物流専門として実績十分の会社が募集するファンドですので、一定の安全性が期待できるでしょう。
利回りは安全性を重視した水準
ファンド名 | 利回り | 運用期間 | 募集額 |
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CRE物流ファンド6号羽生 | 年2.8% | 10ヵ月 | 70,000,000円 |
CRE物流ファンド5号羽生 | 年3.0% | 12ヵ月 | 31,000,000円 |
CRE物流ファンド2号厚木愛川 | 年2.5% | 11ヵ月 | 30,000,000円 |
CRE物流ファンド1号厚木愛川 | 年3.0% | 12ヵ月 | 10,000,000円 |
まだファンドの数が少ないため詳細な評価はできませんが、予定利回りは2~5%になっています。
既存ファンドも年3%前後になっていて、決して高い利回りではありません。
CRE Fundingは利回りよりも安全性を重視しており、なるべくリスクを抑えて投資したい方におすすめです。
情報開示が行われている
CRE Fundingですが、ソーシャルレンディングとしては積極的な情報開示が行われています。
物件名 | 厚木愛川倉庫 |
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所在地 | 神奈川県愛甲郡愛川町中津字大塚下6760番1 |
アクセス | 圏央道「相模原愛川」ICより約4.4km 相模線「番田」駅より約5.0km |
築年月 | 1998年11月 |
構造 | 鉄骨造亜鉛メッキ鋼板葺平家建 |
延床面積 | 998.91㎡ |
物件名や住所はもちろん、借り手企業や物件の構造など多くの情報が公開されています。
透明性が低いと言われている業界ですが、CRE Fundingではその不安を吹き飛ばすかのように、詳細な情報開示を行っていることが魅力と言えますね。
これらの情報をもとに投資前に物件を調査できるため、より安全性を高めることが可能になります。
少額から投資できる
ファンドには1万円から投資できます。
これは業界でもトップ水準の低さであり、少額からはじめられることが嬉しいですね。
今まで不動産投資は数百万円単位での資金が必要でしたので、一般の方でも気軽に投資できることが魅力です。
保証付きファンドもある
募集しているファンドの中には、シーアールイーによる保証付きファンドが存在します。
仮に貸付先の企業が返済できなくなった場合でも、シーアールイーが代わりに返済を行います。
これにより投資家の元本は守られる形となり、損失を被ることがありません。
一部上場企業のシーアールイーによる連帯保証は魅力であり、元本毀損リスクを小さくできることがメリットになります。
分配は複数
ファンドの分配スケジュールは満期一括ではなく、複数回に分けられて行われます。
第一号ファンドでは3か月ごとの分配となっています。
運用中にも分配を受け取りたい方には、メリットのあるサービスと言えるでしょう。
CRE Fundingのデメリット
事前に入金する必要がある
CRE Fundingではデポジット口座が用意されており、いわば投資用の専用口座となります。
投資家は事前にデポジット口座に入金することで、各ファンドに出資を行うことができます。
ただ他社では入金はファンド申し込み後でOKという所もあるため、募集に合わせて入金の手間がいることが少し不便と言えます。
また申込に間に合わず投資できない状態が続くようだと、資金を寝かすことになります。
資金効率性が悪くなるので、実質的な利回りも低くなってしまうことがデメリットです。
昨夜のCRE Fundingの6号案件も即完売でした!会員の皆様ありがとうございました!
ただ、事前入金されたのに投資出来なかった方が沢山いらっしゃいます。申し訳ございません。
より多くの方々にご購入頂けるよう、今後更に商品やツールの開発に努めますので、お付き合いください!
— 細澤聡希|FUEL(フエル)代表 (@HosozawaSouki) July 21, 2020
出金手数料が発生する
他社では出金手数料が無料のところもありますが、CRE Fundingはデポジット口座のため、銀行口座に引き出す際に手数料が掛かってしまいます。
手数料自体は200円前後と高くないものの、分配金で得た利益を削ることになります。
さらに少額での投資の場合は手数料負担が重くのしかかってくるため、デメリットの一つと言わざるを得ないですね。
CRE Fundingの口コミ
今週はCRE Funding第7号案件の詳細発表があると予想。
厚木愛川、羽生に続いて、3つ目の物件が登場するはずです。僕は
1号厚木愛川:50万円
6号羽生:50万円
と投資してるので、次も50の予定。なお、CRE Fundingは利回りが徐々に低下傾向にあります。
7号は3%をキープしてくれることを切望! pic.twitter.com/2zU8y0jAea— 小心タロウ@1000万円投資中 (@viviri_man) August 17, 2020
☑投資先がこれまでにないジャンルなのがGood
ソーシャルレンディング、CRE Fundingの口座開設しました。
・物流施設への投資
・東証一部上場企業、株式会社CREの保証つき
・期待利回り2.5~3%— もん@セミリタイアクエスト×資産運用 (@saborumon) 2020年5月17日
CRE Funding「CRE物流ファンド1号厚木愛川」に10万円投資済みですが、分配予定表がアップされてました。
5月から3ヶ月毎の第2週か3週の金曜日が分配日のようです。#ソーシャルレンディング #CREFunding #FUEL pic.twitter.com/hj3dm6cj2L— きたの (@kitano_Invest) 2020年3月11日
CRE Fundingの評価まとめ
CRE Fundingですが、物流不動産に特化したソーシャルレンディングであることが評価できます。
他社の多くはマンションやオフィスビルが中心のため、投資対象の分散を行えることが魅力です。
また一部上場企業の保証付きファンドがあることも、投資しやすい環境と言えます。
総合的に見て投資価値のあるサービスですので、安定した利回りを得たい方にはおすすめのソーシャルレンディング業者になるでしょう。
▼公式サイトはこちら▼CRE Funding