CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)は、株式会社CAMPFIRE SOCIAL CAPITALが運営の融資型クラウドファンディングサービスになります。
2019年9月よりサービスがスタートしています。
CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)の詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
運用会社 | 株式会社CAMPFIRE SOCIAL CAPITAL |
平均運用利回り | 年1.5~8.0% |
最低投資額 | 1万円~ |
取引手数料 | 無料 |
成立ローン総額 | -億円以上 |
CAMPFIREとは違うの?
本サービスはネットを通じて資金調達するクラウドファンディングの一つとなります。
クラウドファンディングと言っても種類があり、人気のCAMPFIREは「購入型クラウドファンディング」になります。
これは支援者から資金を受け取るかわりに、物やサービスをリターンとして提供するサイトです。
一方CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)は融資型クラウドファンディングとなり、投資家から集めたお金で事業を行って、得られた収益を分配金として提供しています。
CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)の特徴・メリット
国内外の社会貢献性の高いプロジェクトに出資できる
CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)ですが、他では扱っていない豊富なジャンルのプロジェクトに出資することが特徴です。
環境リサイクルや古民家再生、社会課題などといったテーマに沿った投資を行うことが可能です。
これらは社会的インパクト投資とも言われ、社会貢献しながらリターンを追求することができます。
カンボジアなどの発展途上国に向けた農家支援ファンドも取り扱っており、個人に対しても融資できます。
通常のソーシャルレンディングよりも支援の意味合いが強く、金銭リターンのみでは物足りない方におすすめのサービスとなります。
安定した利回りが得られる
CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)の想定利回りですが、業界平均と同等の水準となっています。
年1.5%~8.0%と利回りの幅が広くなっており、プロジェクトによっては低めの水準となる場合があります。
ただ利回りが高いほどリスクがあると言えるので、安全性を重視するなら高すぎない案件を選ぶようにしましょう。
また株やFXと違って価格の変動がありませんので、プロジェクトの進捗が順調であれば想定通りのリターンを得ることができます。
常に相場を見る必要もないので、ほったらかしで投資を行いたい方にもおすすめです。
CAMPFIRE Owners初回ファンドの成功要因
〈投資家視点〉
・選定された事業者が良かった
・事業者名を明らかにした
・どういったことに資金を使うかプロジェクトを前面に出した
〈事業者視点〉
・利率を低く抑えた
・保証を付けなかった
(投資家側にはデメリット)
〈その他〉
・募集額を小さく抑えた— よだか (@bokuranohata) 2019年10月30日
少額ではじめられる
募集プロジェクトには1万円から投資可能となっています。
最低投資額が10万円からという会社もあるので、少額からはじめられることが嬉しいですね。
数万円あれば他のプロジェクトにも出資でき、分散して投資できることがメリットになります。
CAMPFIRE ownersってどうなんやろ。少額なら面白そう
— taka八 (@fs8tk) 2020年1月7日
貸付先は公開されている
募集プロジェクトでは借り手情報が公開されており、サイトから確認することができます。
企業名だけでなく住所、代表者、資本金などが開示されています。
貸付先のリスクを把握したうえで投資できるので、透明性の高いサービスと言えるでしょう。
先日開催したファンド説明会では多くの方にお集まりいただきました。ありがとうございました😊 pic.twitter.com/V4cWLhg9cH
— CAMPFIRE Owners (@CAMPFIREOwners) 2019年12月24日
後入金でもOK
プロジェクトの申し込み後、メールにて指定された口座へ入金を行います。
あらかじめお金を振り込んでおく必要はありませんので、投資しやすい環境であることがメリットになります。
ちなみに先に専用口座に入金しておくことも可能です。
ただし3ヶ月のあいだ投資意思が見られない場合は、連絡が来て返金される可能性もありますので注意しましょう。
CAMPFIRE Ownersの「世田谷区土地活用ファンド」に申し込み、21日15時が入金期限なので、まだまだ大丈夫だと油断していたら、申し込み不成立になってしまいました。
満額達成する前までに、デポジット口座に入金しなければならないルールがあったのを見落としてました。
次から気を付けます。 pic.twitter.com/JR7uqx2KHB
— きたの (@kitano_income) July 13, 2020
未成年及び75歳以上の方でも開設可能な場合あり
口座開設の条件は満20歳以上及び75歳未満となります。
これは他のサービスと同様の条件と言えますね。
ただCAMPFIRE Ownersでは、個別の審査によって開設を受け付ける場合があると記載があります。
未成年や75歳以上の方でサービスを利用したい場合は、一度問い合わせしてみることをおすすめのします。
分配金は一括で支払われる
CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)の分配方式は満期一括となっていますので、運用終了後に元本と一緒に利息が支払われます。
定期的に分配を受け取りたい方には不向きですが、運用効率の高い分配方法ですので、再投資の手間を省きたい方にはおすすめの会社と言えます。
出金手数料が無料
これまでCAMPFIRE Ownersからの出金手数料は投資家の自己負担でしたが、2019年12月5日より無料となりました。
同月2回目からは手数料が発生しますが、まとめて行えばコストを気にすることなく出金できるのでありがたいですね。
Campfire owners 出勤手数料無料化は素晴らしいけど次回案件がNextshiftfundとダダかぶりな件。
— すっぴんマスター@資産運用 (@hataraki_rev) 2019年12月5日
親会社は国内大手クラウドファンディングを運営
運営会社の親会社は、国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」を運営していることで知られています。
親会社名 | 株式会社CAMPFIRE |
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設立年月日 | 2011年1月 |
資本金 | 30億9,052万円 |
サービス概要 | 購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」 支援者数:150万人以上 成立募集額:140億円 |
CAMPFIREは購入型クラウドファンディングの先駆けともいえるサービスであり、多くのプロジェクトを成立させています。
クラウドファンディングで実績ある会社がバックにいることで、一定の信頼性が得られるでしょう。
CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)のデメリット
損失が出る場合もある
本サービスは金融商品のひとつとなりますので、株や投資信託と同じように損失となる場合があります。
個人向け国債のような元本が保証された商品ではないので、リスクがあることは必ず頭に入れておきましょう。
ただ投資元本以上の損失はありませんので、株の信用取引やFXよりはリスクが低いと言えます。
クーリングオフ非対象である
募集している案件はクーリング・オフ適用外となっており、申し込み後のキャンセルが行えないようになっています。
そのため生活費を切り崩して投資するようなことは避けて、必ず余剰資金で行うようにしましょう。
CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)の口コミ
CAMPFIREownersは、空き家対策とか地方活性化とかの案件が出てくると思っていたけど、何か違う方向なのかしら。
— とみたけんじ (@tomitaken) 2020年1月28日
お、CAMPFIRE Ownersの初回4案件、最終日に全て埋まりそうになってきましたね。
あとはコスメだけ。
— まさお (@slwatch_net) 2019年10月8日
CAMPFIRE Owners、ADHD案件満額成立の報、心から嬉しく思う。今回は諸事情により出撃できなかったが、次回は運が良ければ参戦しようと思う。
せめて個人の連帯保証は付けて欲しいが…— よだか@頻度2820栗 (@bokuranohata) 2019年10月7日
本日スタートCAMPFIRE Owners投資完了。
融資型クラファンは、銀行に預けて眠らせてただけのお金が、社会貢献に役立つのがありがたい。
また社会貢献系プロジェクトの購入型クラファンは、リターンがお礼メールとかで実質寄付だったけど、Ownersは返ってくること前提だから多額を投入できるのも良い。— HMizuno (@hmc8002) 2019年9月24日
CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)の評価まとめ
CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)ですが、CAMPFIREの特徴を生かしつつ金銭的リターンも得られることが評価されています。
社会貢献性の高いプロジェクトに出資できるので、誰かのためになる投資を行いたい方におすすめのサービスとなります。
初回案件はすべて満額成立と順調であり、今後のサービス展開によっては業界トップ水準の存在になる可能性があるでしょう。